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山川湖 私の周りは自然に恵まれていた。
釣りという魅力に取りつかれるまで、さほど時間はかからなかった。
近所の小川でフナ釣りに没頭した。日が暮れるまで何かに取りつかれたように…。ある日、父親に少し遠くの川へ連れていってもらった。今思えば大江川だった。そこで「ブラックバス」に出会う。10才の時だった。パワーがあり、何よりそのゲーム性に身も心も持っていかれた。今のようにルアーの数は多くなかったが、愛着のわくルアーばかりだった。そのルアーはアメリカンルアーだ。1日何十回、何百回とキャストしてはドキドキを追いかけた。がむしゃらに釣りを楽しんでいるうちに色々な発見、また疑問を感じるようになりはじめた。「このルアーもっとこうだったら」なんて感じに、私は見よう見まねでルアーを削り始めた。自分で初めてルアーを作った時は、当然動くわけはない。なぜ動かない。そこでなぜ動かないか、また疑問。色々試行錯誤し、第一弾、第二弾とルアーを削り続けた。探索する気持ちが私を前へ前へと進ませた。
それからは、いつもいつも自分で作ったルアーで釣りをした。最初は釣れなかったが、それ以上のうれしさがあった。ただ釣りたいのであればもっと違う釣り方をしていたはずだから…。今でも覚えている。いつもと何の変わりもない平凡な夕方、ランドセルを投げ捨てすぐ川へと向かった。昨日出来上がったルアーをキャストするためだ。何気なくキャストしたルアーに思いがけない衝撃が走った…。その瞬間は今でも熱く脳裏に焼き付いている。ハンドメイドで魚を釣る「感動」これが私のRootsだ。この頃から Roman Made は始まっていた。


ロマンメイド製品のほとんどは、手作りで制作。
そのため、作られたルアーに一つとして同じ形のものはありません。
ルアーに命を吹き込む技と経験が求められます。